INTRODUCTION

謎が謎を呼ぶ、オリジナルアニメーション作品『K』。
現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本を舞台に、7人の《王》それぞれの確執と、そこに巻き込まれる少年の運命が異能者バトルと共に描かれていく。
原作は、7人からなる覆面作家集団GoRA。脚本も自ら手がけており、それぞれの個性が反映されている。
制作は劇場アニメ『マルドゥック・スクランブル』でおなじみのGoHandsが担当。
監督・キャラクターデザインを務める鈴木信吾を筆頭に、音楽には遠藤幹雄(映画『キューティーハニー』)、総作画監督に古田誠(『生徒会役員共』)と、充実のスタッフ陣が腕をふるう。

キャスト陣には、浪川大輔、小野大輔、小松未可子、津田健次郎、杉田智和らが集結。OP主題歌を担当するangelaが、小松が歌うED曲をプロデュースすることでも話題を集めている。
また、放送に先駆け、5月からは講談社ARIAにて黒榮ゆいによるコミカライズもスタート。『K -メモリー・オブ・レッド-』と題し、アニメ本編へと続く前日譚が描かれる。
さらに11月からは講談社goodアフタヌーンでもコミカライズが、講談社BOXからはGoRAによる小説3編が登場。
90年代のセカイ系、00年代の日常系に続く新たな「10年代テーマ」が、様々なメディアによって描かれる――。